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出張報告 2012年8月14日(火)~8月21日(火)-中村尚司(ユニット2)

出張報告:

 2012年8月インドとスリランカへ出張し、仏教復興運動の展開に関する調査を行った。まず、スリランカ在住の国際エンゲージド仏教ネットワークの運営委員長であるハルシャ・ナヴァラトナ氏に会い、調査の趣旨を説明してインドの訪問地や面談者を確定する。

 デリー空港経由でカングラ空港に飛び、Deer Park Institute を訪問し、創設者のゾンサル・ケンツェ・リンポチェ師に会う。今回の出張において最も感銘を受けた人物である。ダライ・ラマ十四世のチベット亡命政権のあるダラムサラに赴いたあと、ナーグプルのNagaloka Instituteを訪問する。アーンベドカル派仏教を推進したローカミットラ師から、非俗非僧の体験談を聴く。あわせて、佐々井秀嶺師の体験談も聴く。

 次にタミルナードウ州農村を訪ね、ゴータマ氏から被差別民のパライヤ・カースト住民を中心とするダリット仏教興隆の実情を、村落社会の問題点に即して現地で教えてもらう。スリランカの大菩提会も訪問するが、仏教復興運動の先駆者であるアナガーリカ・ダルマパーラの事業継承が困難だという話であった。今回の成果に基づいて考察を進め、報告書をまとめたい。